・大企業の為転勤が頻繁にあり、会社に振り回されている感じがする。
・大企業の出世争いがきつすぎて疲弊している
世間一般でも有名で名の知られている大企業に勤めているものの、
上記のような悩みを抱えている人はかなりいらっしゃるのではないでしょうか。
私自身、某東証一部上場(現プライム)企業に勤めていた過去が有るのでわかりまくります(;^_^A
まあ本当にいろいろと大変なわけで。。
とはいえ、大企業がゆえに辞めるのは勿体ないのでは?と考える方が殆どでしょう。
ただ結論から申し上げますと、大企業を辞めるのは「全然アリ」です。
ということで、「大企業を退職するのはもったいないと思わなくいい理由」を解説していきます^^
「大企業を退職するのはもったいない」と思わなくていい理由
【理由1】働く場所はいくらでもあるから
「大企業を退職するのはもったいない」と思わなくていい理由の一つ目として、「働く場所はいくらでもある」をあげさせて頂きました。
中小企業やベンチャーなどですね^^
大企業というのは少数派で、比率で言うと中小企業が約7割、大企業は3割ほどです。
中小企業の給与水準で日々を過ごしている方が大半なわけですから、大企業ではなくともそれなりの生活は実現可能ということ^^
実際私の場合も大企業から中小企業に転職していますが、大企業にいる時よりもむしろ給料は増えているので特段生活に困っているという事にはなっていません。
ただ、大企業に勤めていた人が中小企業で働くとなると、ちょっと抵抗はあると思います。
一度待遇面等を確認し天秤にかけてみて、大きな開きがないのであれば中小企業やベンチャーなどに「より挑戦的な環境や成長の機会」を求めてみてもいいのかなと思います^^
【理由2】向き不向きがあるから
いくら大企業といえど、人によっては向き不向きがあると言わざるを得ません。
大企業は、「無駄な会議」が多かったり「保守的」、「根回しがないと仕事が進みづらい」などなど、「それってどうなんだろ?」と考えて意欲が下がりやすい人には、大企業が向いているとは到底思えません(^-^;
なにか提案したとしても、「そういうのいいから」みたいな冷たい返事を上司からされがちですしね。
その他には、「朝礼」「飲み会」など、今の時代にそぐわないのでは?という文化もあります。
また、大企業という構造上どうしても足の引っ張り合いなんかもあったりで大変ですし(;^ω^)
・野心がある。
・コミュニケーション力に長けている。
・ストレス耐性がある。
・忠誠心がある。
最低限、こういう人じゃないと大企業に向いてるとは言えないかなと(^-^;
そもそも大企業に向かないタイプなのに、「我慢して働き、メンタルを壊して働けなくなった」となれば、元も子もないですからね。
大企業で長く働けたらそれに越したことはないんでしょうけど、「自分が長く働ける環境であるか」、「ライフスタイルや価値観に合っているか」を改めて確認してみましょう。
【理由3】会社が全てではない
結局の所人生の主人公は自分で、会社はその為の道具にすぎません。
例えば大企業で、「転勤」や「毎日終電帰り」などで家族ともども振り回されたりするのは、幸福といえるでしょうか?
もちろん、家族の為に頑張る事は社会人としての務めではあります。
ですが仕事に尽くしすぎ、家庭を顧みずに頑張ったとしてお金は稼げたとしても、奥さんや子供からは冷めた目で見られるのがオチです。
私の会社の部長は、仕事のせいにして子育てを全くしなかったために、奥さんから「家に早く帰ってくるな」「弁当は絶対作らない」とかなりハードな状況になっていて、過去の事を悔やんでいました(^^;
まあ、それだけ会社に尽くすのが当たり前という時代背景もあるかもしれませんが。。
独身なら別ですが、家族がいる場合は仕事とのほどよいバランスが大切なのかなと、今の時代は特に。
【理由4】終身雇用制度の崩壊
新卒で入社し、定年まで会社が面倒を見てくれる終身雇用がこれまでは一般的でしたが、沈みゆく日本経済の中では終身雇用制度は崩壊したとも言われています。
現に、2019年にトヨタ自動車の豊田社長が会見で、「終身雇用を守るのは難しい」と発言されています。
あのトヨタですらそういう状況なので、その他の大企業も似たような状況にあることに違いはないでしょう。
まあ、経験年数が増えるのに比例して給料が上がるのは有難いですが、「仕事しないおじさんのお給料を払う余裕はない」という事ですね(笑)
終身雇用制度に変わり、「成果主義」と呼ばれる達成した成果に応じて賃金が上昇する制度を導入している企業も増えています。(例えば、ユニクロやリクルートなどの有名企業)
なので、大企業だから安泰という時代ではないので、気兼ねなく転職してもかまわないという事です^^
【理由5】出戻りもできるから
大企業を退職したとして、転職活動や転職先でうまくいかないという事もあるでしょう。
その不安を解消してくれる制度として「社員の出戻り」を認める企業もあります。
例えば日立製作所、三井物産等の大企業では、他社に転職した元社員を『出戻り社員』として受け入れています。
↓ ↓ ↓
企業側のメリットとしては、「即戦力として期待できる」「人柄がわかっているので安心」「教育コストの削減」などがあるので、未知の転職者を雇うよりは安心なんですね^^
企業の採用活動ってものすごくお金がかかりますから(^-^;
日立製作所、三井物産のような大手ではなくても退職時に円満になるように努めれば、「何かあれば、また戻ってきてね!」と言ってもらえることもあるので、退職時にはその点は注意したいところですね。
【辞めたい】「大企業を退職するのはもったいない」と思わなくていい理由5選
大企業を退職することは一見するとリスクや不安が伴う選択かもしれませんが、新たな可能性やチャンスに満ちた道を切り拓くための第一歩でもあります。
自らの目指す未来を見据え、自己成長や満足感を追求するために、大企業を退職することは決して「もったいない」と思う必要はないでしょう^^
以上、【辞めたい】「大企業を退職するのはもったいない」と思わなくていい理由5選でした。